2015年4月28日火曜日

まさかの結末、夢を見るなら、最後まで‼︎

◾︎welcome 変態ワールド

僕の危険な夢物語をシェアします。
多分、98%の人間が僕の事を
きっとヤバイ人間だと思うでしょう。

僕の夢の登場人物はだいたいが
知り合いの友達が出てきます。

僕が主人公で
婚約中のマリア
後輩のマコト

※名前は偽名に変えました。

僕はしがないサラリーマン。
まだまだお金にはゆとりがないが
最愛の彼女と同棲中。

彼女とは婚約しており
結婚間近だった。


ある日、毎日のようにある
残業がなく、終業時間直後に
退社する事が出来た。


久しぶりに外食でもと思い
同棲している婚約者マリアの携帯へ
電話をするも、繋がらない…

電源が入っていないようで
掛からない。

ドジな彼女は、車にスマホを
置き去りのまま部屋に戻ったり、

充電をし忘れて電話が通じない
という事がよくあったから、

どうせ今回もそうだろうと、
しょうがなく部屋に戻った。

カバンから鍵を取り出し、
鍵穴に差し込む。
右に捻るが手応えがなく、
反射的に左に捻ったが
鍵が開かない。

もう一度、右に捻るとガチャッと
解錠された。

部屋の鍵もかけ忘れたのかと
呆れながらドアを開け、
部屋に入った。

玄関で靴を脱ぎ、
「ただいまー」と呼びかけるが
応答はない。。。

微かに何かのニオイが漂ってきた。夕飯の匂いかな?と思ったが、

まったく食欲をそそられない
ツンとする覚えるあるニオイが
部屋を進むたびにまとわりつく。


何度呼んでも応答がないので、
とりあえずリビングに入った。



いつものこの時間なら料理を
しているはずだが、
台所にも姿は見えない。


ふとソファへと視線を移すと、
昼寝用のタオルケットが
人の形に膨らんでいる。

顔までタオルケットを
しっかり被っているらしい。

冷蔵庫からお茶を取り出し
コップに注ぐ。

「起きろー、飯食べに行くぞー」
反応はない。。。


お茶を一口飲む。
「おーい、もう6時半だぞー」
やはり起きない。


タオルケットは緩やかに
上下している。
やはり寝ているようだ。

よく聞くと寝息も聞こえる。

お茶を飲み干しソファに近づくと、電マとスマホが転がっていた。

スマホはやはり充電が切れていて、
ディスプレイは真っ黒のままだった。


電マは一度使った事があるが、
彼女には痛いらしく、
以来使用禁止のままクローゼットに
しまってあったものだった。

オナニーでもしていて、
疲れて寝てるんだろうと直感した。

彼女の思わぬ痴態を目の前に、
若干だがブツに血液が集まり出した。

タオルケットを一気に剥ぎ取る。
彼女がゆっくりと目を覚ます。


一糸まとわぬ姿の彼女に、
窓から入る夕日の赤が馴染んでいく。

なんだか、エロさより
聖女マリアに見える。

「ただいま」夕日を背にしたまま、彼女に告げる。

「あっ…あっ…あっ……何で?」
動揺する彼女。
辺りを見回している。

「ただいま」もう一度、
興奮を悟られないように、
できるだけ抑揚を付けずに言う。

しばらくして、自分が全裸だと
気付いた彼女が、タオルケットを
奪い取り体を隠す。

途端に溢れ出す涙。

ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい


消え入りそうな声で繰り返す
謝罪に、虚を突かれてしまった。

「ごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさい」
なおも繰り返される謝罪。



夕飯が出来ていないことを
謝っているのか?

それとも電マでオナニー
していたこと?

逡巡に果てに一言。
「何が?」突き放したような
トーンの声に自分でも驚いた。

彼女はハッと顔を上げる。
双眸からはなおも涙がこぼれ
続けている。

手で涙を拭おうと近づくと、
瞬間、彼女は身を強張らせた。
想定外の拒絶に俺も戸惑う。

「何で?」拒絶されたショックに
この三文字を発するだけで
いっぱいだった。


「だって……いつも残業で……
二人で出掛ける事も減ったし……

マリアといるより仕事してた方が
楽しそうだし……ホントに結婚して
やっていけるのかなって……」

嗚咽まじりに続ける彼女を、
成す術もなく、ただ見つめていた。

「エッチもしてくれなくなったし…
毎日遅いし……
きっと、あなたも……
浮気してるんじゃないかって……」


きっと俺も浮気してる?……俺も?なんで『も』なんだ?
「あの……俺、浮気してないけど?」

意図せず口から出た言葉で、
ようやく『も』の意味が分かった。

浮気されたんだ。
マジか。。。

仕事頑張ってる最中に、
もう少しで結婚だっていうのに。


勃起していたはずにアレは
いつの間にか萎んでいて、
代わりに頭に血が昇り始めた。


ひとつ深呼吸。

さて、どうしようか、と
考えを巡らす。

スマホだ。スマホを見よう。
電源が切れたまま放置されていた
携帯を手に取る。

電源を入れてみるが、入らない。

USBに繋げて電源を入れる。
不在着信20件、LINE通知8件
相手は全て同じ女性名。

最新のLINEを勝手に見る。
[大丈夫かな〜〜電話出てよ
。]

振り返り彼女を見る。

先ほど感じた艶かしさは
どこかに消え、
蒼白の顔が気持ち悪い。



続けてLINEを見る。
[風呂?とりあえず電話して]
[何回もならしてんだけど。
何してんの?]

文章の馴れ馴れしさと、
男っぽい素っ気ない文字の羅列

「何これ」と
彼女に問うわけでもなく
呆然とした。

「違うの!」何かを否定する彼女。「何が?」似た言葉を繰り返す。

「だから……」言葉に窮し、
顔を伏せる彼女。しばらくの沈黙。

外も薄暗くなり、スマホを片手に
カーテンを閉めていると、
彼女のスマホが震えだした。
着信音が鳴り響く


例の女性名前が表示されている。

着信音は聞いた事の無い曲。


彼女を見ると、がくがくと
震えている。電話に出てみた。

『もしもしぃ。やっと繋がった
なにしてたんだよ?』

『もしもーし!あれ?
掛かってるよな?もしもし?』

無言で電話を切る。
彼女を見ると、怯え切った目で
こっちを見ている。

「今のが相手?」
感情を押し殺した声に、
ビクッとなる。

「今のが相手か?」
繰り返し同じ言葉を投げかける。
彼女は微かに頷く。

「呼べ」スマホを投げ渡し、
電話をかけさせる。
「俺がいる事は言うなよ」

マンガのように無言でコクコクと
頷く。携帯を操作し電話をかける。

呼び出し音が2回鳴るか鳴らないかで相手は出た。



『もしもしぃ!なんで切るんだよ!』
相手は何故か怒っている。

「ごめん、スマホの調子悪くて」
オドオドと言い訳する彼女。

『あ、そうなの?それより、
さっき大丈夫だった?』

「うん……大丈夫」
『いきなり気を失うから、
焦りましたよ!』


「うん、ごめん。もう大丈夫」
『それより、電マはそんなに良かった?』

「うん……あのさ」
『ヨガり過ぎて、テンション上がったよ』

「あのさ、今からウチ来れる?」『今からですか?
まだやりたりないの?』

「マリアはエッチだなぁ〜〜」

「来れない?来て欲しいんだけど」『マリア様のご命令とあれば‼︎』

「ありがとう…待ってるね」
『全裸でまっててね‼︎』


声からするにただのチャラ男ではなく
誠実そうな声。

なのに、アホらしい会話を一部始終
聞かされている。

沸々と沸き上がる怒りを
彼女にぶつけたい衝動に
駆られたが、なんとか我慢する。

「じゃあ、説明して」
怒気を孕んだ声に
彼女は怯え切っていた。

その男とは、友人の知人らしく、
ランチ会で会ったらしい…

最初は三人で飯を食べたり、
カラオケに行って俺に対する愚痴や
相談をしていた。

ある日、パーティルームがある
ホテルに誘われて三人で入ったが、
友達が急用で帰ってしまい。

それからは、ずるずると。
部屋で何度か愛撫されたり
唇を重ねただけだと言う。

そんな訳があるかと思いながら
冷ややかな目でマリアを
睨みつける。

電マは今日出してきて
途中で気絶したみたいで、
そのまま放置されたらしい。


一通り聞き出し、
靴をシューズボックスに入れ、
玄関近くの寝室で息を潜めて
その男を待つ。

明かりを消した寝室で
待っているうちに、
何故か涙が止まらなくなった。

悔しくて、情けなくて。
何より俺を信頼して娘を
預けてくれた彼女の両親に
申し訳なかった。

リビングで彼女の携帯が鳴る。
「もしもし……うん……大丈夫、
上がってきて」

おそらく
『エントランスに着いたけど、
部屋に行っていいのか』
みたいな事だろう。

程なくして部屋のチャイムが
鳴り響く。

彼女がパタパタと小走りで
玄関へ向かう。

鍵が開く音。ノブを捻る音。
ドアが開く音。

この音は今も鮮明に覚えている。

そして、さっきの男の声が響く
「あれ⁇服着てるの⁉︎」
電話の声の主に間違いなかった。

「やめて」彼女のたしなめる声。
俺が冗談で胸を揉んだりすると
こう言われていたのを思い出した。

短い廊下を歩き、リビングのドアが
開いた音が聞こえ、俺は寝室から
音を立てずに出る。

リビングからはあの男の笑い声が
聞こえる。さっきの電話で
沸き上がった怒りが再燃する。

リビングのドアを開け、
男の顔を見る。

そしたら、仕事仲間の後輩だった。
「あれ⁇シンさん
なんでいるんすかぁ?」
間の抜けた質問。


後輩を無視して、彼女に訊く。
「こいつ?」こくりと頷く彼女。

凍り付く空間はまるで
食肉工場の冷凍庫なみ。

彼女を指差し後輩に告げる。
「俺の婚約者」
後輩の顔が引きつる。

彼女は少し嬉しそうな顔をした。
「ごめん、間違った。
俺の元婚約者」

二人とも同じように顔が引きつった。


それから、明け方まで後輩を尋問。
供述内容はほぼ一緒。

マコトも挿入はしてないと言う。

そんなことあるかというと言うと

マコトが
『実は俺のタマとボウが
ないんですよ。』

超ド級の爆弾を投げてきた。

だから、入れようが無いんですよ。
信じてくださいと、
ディーゼのボクサーパンツを
俺の前で脱ぎ始めた。

何だこの状況は、
吐き気して僕は今朝、悪夢から
生還しました。

あ〜〜目覚めが悪い。